南米最大の青空市 オタバロ市場(2)屋台編
エクアドルの首都キトから北へ車で2時間のオタバロ市場(mercado de Otavalo)。今回はお待ちかね、屋台村をめぐってみましょう。
いきなり目に飛び込んできたのが、豚の丸焼き。オルナード(hornado)というエクアドルの伝統料理です。
盛りつけはこんな感じ。お肉に野菜やひよこ豆がてんこ盛り。必ずパリパリの皮を付けてくれるんですが、これが美味しいんです。
そこらじゅう、食べ物の屋台だらけ! 鶏のうま味がたっぷりな炒飯に。
南米の定番エンパナーダ(empanada)。ここでは油で揚げていますね。
こちらも定番、セビーチェ(cebiche)の屋台を発見。貝を割っています。
ライムも生搾りで、これはイケる!
のびーるトルコアイスのようなこれ、実はサビラというアロエのような葉っぱから抽出したエキスとを混ぜた飲み物なんです。体にいいのだとか。ちょっと薬のような味でした。
大きな寸胴の鍋からいい香りが・・・
カルド デ トレンタ イ ウノ(Caldo de 31)、スペイン語で31のスープという意味です。具材を31種類使うというのが名前の由来だそうですが、いったい何が入っているのでしょうか?
こちらがその具材。モツのスープでした。このモツと、ニンニクや香辛料を一緒に煮込んで作ります。いやはや、豪快ですな。
特に女性に人気のこのスープ、涼しいオタバロの朝にはぴったりの逸品です。
ニワトリもお待ちかね!?
それにしても盛り沢山の屋台村、まだまだ紹介しきれませんが、このへんで。次回は衣類や民芸品の市場に向かいます。