世界の海で出会った魚図鑑【アカシュモクザメ】
種名データ
【和名】 アカシュモクザメ
【英名】 Scalloped hammerhead
【学名】 Sphyrna lewini
【分類】 シュモクザメ科
被写体データ
【体長】 3m
【場所】 コスタリカ ココ島
【水深】 20m
どうしてこんな形をしているのか? 誰もが不思議に思うサメですね。あの頭の縁にはサメ特有の感覚器官のひとつであるロレンチーニ器官がびっしりと並んでいて、他の生物が出す微弱な電流を感じ取ることが出来ます。それで砂地に隠れている好物のエイを探し当てて食べているそうです。
以外と神経質でなかなか近づくことが出来ませんが、まるで川のように数百匹もの大群で通り過ぎていくハンマーヘッドリバーは圧巻。その中の数匹が斥候部隊として近づいてくることもあります。
どこで出会える?
ダイビングでは
国内では冬の沖縄の与那国島と、夏の静岡県の神子元島。海外ではコスタリカのココ島やガラパゴス諸島がハンマーヘッドリバーで有名です。
水族館では
茨城県のアクアワールド大洗、東京都の葛西臨海水族園、愛知県の名古屋港水族館、しまね海洋館アクアス、福岡県のマリンワールド海の中道、大分マリーンパレス水族館うみたまご、沖縄美ら海水族館などで見られます。
(※この内容は実際に出会ったものの主観であり、学術的なものではありません。出会える場所では、それをお約束できるわけではありません。)