世界で出会った魚図鑑【トラフザメ】
種名データ
【和名】 トラフザメ
【英名】 Zebra shark
【学名】 Stegostoma fasciatum
【分類】 トラフザメ科
被写体データ
【体長】 2m
【場所】 ニューカレドニア イルデパン
【水深】 25m
ずんぐりした体型に独特のヒョウ柄模様で、見間違えようがありません。「トラフ」の名は幼魚の時の模様が縞模様であることから付けられました。ダイバーにはレオパードシャークの呼び方の方が馴染み深いかもしれません。ところが英語でLeopard sharkというと正式にはカリフォルニアドチザメ(Triakis semifasciata)を指します。生息域が重なっていないので間違えることはないでしょうが・・・タイなどの現地ではレオパードシャークでまず問題ないです。ちなみに英語の正式名はゼブラシャークといいます。
とてもおとなしく、昼間は砂地に着底して寝ているいることが多いです。起こさないように、そっと近づきましょう。目の前まで近づいても、まず危険はありません。この写真のように、中層を泳いでいることもあります。
どこで出会える?
ダイビングでは
タイのプーケットやピピ島、シミラン諸島などのアンマダン海、ニューカレドニアのイルデパンなど。数個体がグループで寝ていることもあります。偶然であればあちこちの海で見かけますが、そこまで個体数は多くないかもしれません。
水族館では
青森県の浅虫水族館、茨城県のアクアワールド大洗、東京のサンシャイン水族館、アクアパーク品川、しながわ水族館、神奈川県の新江ノ島水族館、八景島シーパラダイス、大阪の海遊館、しまね海洋館アクアス、福岡県のマリンワールド海の中道、いおワールドかごしま水族館、沖縄県の美ら海水族館など。飼育しやすいのか、見られるところは多いです。
(※この内容は実際に出会ったものの主観であり、学術的なものではありません。出会える場所では、それをお約束できるわけではありません。)