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世界の海で出会った魚図鑑【レモンザメ】

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種名データ
【和名】 レモンザメ
【英名】 Sicklefin lemon shark
【学名】 Negaprion acutidens
【分類】 メジロザメ科

被写体データ
【体長】 2.5m
【場所】 フィジー ベンガ島
【水深】 20m

むき出しの歯が印象的なサメ。体がなんとなく黄みがかっていることから名付けられました。第2背びれがかなり大きく、識別しやすいと思います。外洋よりは沿岸域やリーフ内などで見かける方が多い気がします。定住性が強く、あまり広範囲に泳ぎ回ることはないようです。英語でレモンシャークというと、カリブ海で暮らす近縁のニシレモンザメを指します。

かなり攻撃的な性格で、しつこく何度も接近して威嚇してくることがあります。近くで見ると、大きな白目に小さな黒目で、ちょっと印象に残る顔つきですね。

どこで出会える?

ダイビングでは
インド洋と西太平洋が主な生息域ですが、タヒチボラボラ島やモーレア島、フィジーのベンガ島ではかなりの頻度で出会えます。

水族館では
北海道の登別マリンパーク ニクス、茨城県のアクアワールド大洗、しまね海洋館アクアス沖縄県美ら海水族館などで見られます。


(※この内容は実際に出会ったものの主観であり、学術的なものではありません。出会える場所では、それをお約束できるわけではありません。)